ネットワークエンジニアに求められている人材としては、コミュニケーション能力が高い人がまず一番に挙げられる。
なぜなら、ネットワーク構築をするためにはチームを組んで仕事をする機会が非常に多いからだ。
一人ではどんな仕事も進められないので、チームで一丸となってそれぞれ得意なことをしていく必要がある。
その際には、必ずと言っていいほどコミュニケーション能力が重要となるのだ。
どこかの会社から依頼をされて、その会社のネットワークを構築するときには、依頼主と綿密に打ち合わせをしなくてはならない。
そういったときにも、コミュニケーション能力が高ければより相手の意図を汲んで、自分の言い分を納得してもらうことも可能となる。
コミュニケーション能力はとても重要になるので、実はあまり他の仕事と変わりはないのだ。
高度なキャリアパスを描いているなら、それ以外にも英語能力があればよりよいとされている。
外国人とチームを組んで仕事をする機会もあれば、クライアントが外資系の企業だというパターンも考えうる。
したがって語学力は就職前に留学等で鍛えておくのが理想的だ。
根気強く問題解決に当たれるかどうかも重要である。
問題の箇所が一目では分からないケースも多いので、粘り強く仕事をしていかなくてはいけないシーンにはよく出くわすのだ。
ちょっとしたことでイライラしてしまっていたのでは、精密機器を相手にして仕事はできないものである。